アラフォーという年代にさしかかると、気がづけばジーパンのウェストのボタンが閉まらなくなっていたり、
お腹の贅肉がどっとベルトの上にのってたり、お尻が垂れていたり、ダイエットしてもなかなか効果が
あがらなかったり・・。
いやでも『重力』『年齢』『基礎代謝量低下』を感じずにはいられない現象を経験する機会も
多くなってくるのは、きっと私だけではないと思う。
30代に入ってからも多少『重力』を感じる機会は増えるかもしれないが、30代前半よりももっと
キョウレツに感じるようになるのである。
かくいう私も20代の頃よりもだいぶお腹まわりの贅肉が増え、二の腕はたるみ、
そして顔にはくっきりほうれい線、頬の肉が重力に負けて下がり・・・・そう、顔はたるみはじめていた。
昔のジーンズがはけなくなったことや、ウエストのボタンをしめるとどっぷりとお腹の贅肉が
ベルトの上にのるという現実を見て見ぬふりをしたまま飲め食えやで歳月を費やしていたけれど、
私の現実逃避に終止符が打たれたのは、同年代の友人の見事なまでのおばさんぶりを
目の当たりにしたときだった。
帰国子女でスペイン語、ペルシャ語、アラビア語など数ヶ国語を自在にあやつる頭脳明晰で
快活な美女である少し年上の友人が、約1年半会わない間に激太りし、
体重20kg増、体型1.5倍、顔も同じく1.5倍にふくらみ、ほうれい線くっきり、ブルドックを連想させるほど
ほおがたるんで、見事なまでにおばさんと化していたのだった。
えーーーーーーん!!!こわいよーーーーー
たった一年半で快活な美女からおばさんへと変貌をとげた身近な女性の変わり身に
私は心底危機感を抱き、
明日は我が身
と思って、このとき初めて本気でお腹、背中、二の腕、その他体中についた贅肉を落とすこと、
そして、顔のたるみをなんとかすること、シミやシワもできるだけ消してきれいな肌を
手に入れることに目覚めていったのだった。 |