1.大皿ではなく、自分の食べる分をさらに盛る
一家団らん、夕食はみんなで大皿をつついて食べていると、ついつい食べ過ぎてしまう。自分の食べる分を
自分のお皿に盛り、その分だけ食べる
2.ゆっくり食べる
実際私たちが「お腹がいっぱい」と感じるときと、身体的に「もう食べなくても大丈夫」という状態になるときと、
時差がある。身体に栄養を与える必要がなくなったタイミング(もう食べる必要がないタイミング)で
「お腹いっぱい」と感じるようにするためには、ゆっくり、良く噛んで食べること。
3.15分、待ってみる
自分の皿に盛った量を食べ終わっても、お腹が満たされなくてまだ食べたい、というときは、
「15分後に食べよう」というつもりで、15分待ってみる。15分後には、食欲がけっこう落ち着いているので、
「やっぱりいらない」といって「その一口」を抑えることができる
4. 「今食べるよりも、時間をおいて食べたほうがおいしいから」
「その一口」なる目の前にある食べ物は、いつでも食べることができるものである場合が多い。
自分で作ったものであれば、冷蔵庫や冷凍庫で保管できるし、お腹がすいたときに食べたほうが、今、
それを食べるよりもおいしく感じるはずだ。
外食であれば、誰かと一緒であれば、相方にあげてしまうとか。
一人だったら・・・量にもよるけれど、残す・・・。でも、日本人的には残すのは忍びない気持ちになるので、
少量なら・・・食べてしまおう!それが毎回続くのはいただけないが、たまにならば仕方がない。
5. エクササイズをする
エクササイズは、やりすぎは逆効果だが、贅肉を落とすためには必要な行為。忙しい時間を割いて
エクササイズをすれば、せっかくやったエクササイズの効果を、食べ過ぎることによって無駄にしたくはない。
「その一口」を自分のために我慢してあげよう、という気になってくるものだ。
「もう一口食べたいなー」と思ったとき、その一口をあきらめて食事を終わらせることによって、
エクササイズの効果は倍増し、
食べてしまった後の罪悪感を感じなくて済むし、
若干の空腹感を残すことによって体が軽く感じ、
同じ料理を次の食事で空腹時に食べることによって、料理のおいしさが倍増する
いいことづくめなのである。
片や、誘惑にまけてその一口を口にしてしまったとき、
エクササイズの努力は水泡に帰し、
食べてしまた後悔で自分の意志の弱さを責め、
満腹で体が重たく感じ、
なんとなく自己嫌悪で気分が悪くなったりする。
ということで、あまりいいことがないのである。
いいことづくめか、いいことがないのかを決めるのは、
「もう少し食べたいなー」
と思ったときにその一口を食べるかどうかの自分の判断。
6.最悪の自分を思い出す
ダイエット成功のプロセスで話した『最悪の自分』を思い出すことだ。『最悪の自分』の想定が悪ければ
悪いほど効果を発揮する。
私の場合は、つい「もう一口」と手が伸びそうになったときにG子を思い出すようにしていた。
ちょっと待て、その一口がG子への一歩
そう思うとはっとして、食べものに伸びた手が止まり、そしてひっこめることができる。ほんと、
G子には感謝である。
『その一口』を思いとどまるのは、最初はちとつらいけれど、慣れてしまえばなんてことはない。
腹八分に慣れると、もうお腹いっぱい食べるのは苦しいし、気持ち悪くなるし、場合によっては胃がもたれて
次の食事を美味しく食べられないので、お腹いっぱい食べるのを好んで避けるようになってくる。
そうなったらしめたもの。
ダイエットの成功は、食生活にしろエクササイズにしろ、脂肪燃焼しやすくなることをいかに習慣にできるか
ということにかかってくる。 |