20kg贅肉を増やして変わり果てた元美女の友人の姿を見て、「やばい!今度こそ本当に贅肉を落とさなきゃ!」とようやく重い腰を上げた私だったが、ダイエットする前、現実を直視しようと、一糸まとわぬ素っ裸になって、
鏡の前に立ってみた。
もう、そのときに鏡に写った自分の姿ときたら・・・・ (;>_<;)
お腹はぽっこりぶよぶよ、ダボダボでだらっと垂れているだけじゃなく見事なセルライト、胸も下がり気味で、
くびれの『く』の字もなく、後ろを向けばお尻もだらしなく垂れているわ、背中にも肉がついているわ、
太もももダボダボで、思わず目を背けたくなるほどひどい状況だった。
とてもじゃないけど、鏡の中の自分を直視することができないありさまだったのだ。
「今やらなきゃ、もう後がない。先延ばしすればするほど、痩せるのが難しくなる」
ということで、筋トレと有酸素運動を開始。体調や生理時、それからどうしても外せない予定などがあるので、
きっちりとはいかないが、それでも週4?6日くらいの割合で、エクササイズを行うようになった。
最初の1?2週間はそれほど変化は感じられなかったけど、1ヶ月?1ヶ月半くらいたった頃から、
鏡の中の自分に変化があらわれた。
「あれ?なんとなく、体がひきしまったような・・・。腕とか、お腹まわりも少しすっきりしたかな」
と、感じるようになったのだ。
私の場合、ダイエットに理想的な食事は、お米を中心とした和食だと信じていおり、普段から和食中心
(または、青パパイヤサラダや、ヤム(和え物)系のあっさり系のタイ料理)だったので、ダイエットを始めても
食生活は変えなかったため、体重の変動はあまりなかった。
体が引き締まってきているのに体重が全く変わらないので多少ブルーになったものの、筋肉は脂肪よりも
重いし、なんといっても鏡の中の自分に明らかに変化があらわれたので、それほど気にならなかった。
3ヶ月、半年、一年と経つごとに、鏡の中の自分は明らかに変化していき、最初はかすかだったくびれが
しっかりとあらわれてきて、胸やお尻も上がってきて、ぶよぶよの二の腕もひきしまってきた。
背中の肉もおちていき、その頃になると、あれほど目を背けたかった鏡の中の自分に、ちょっと見とれてしまう
ようになるのである。ポーズなんかとってみたり、ウィンクなんてしてみたり(笑)。
誰かに見られていたら、顔から火を吹きそうなほど長い時間(といっても、5分くらい?)、すっぽんぽんで
鏡に向かってポーズをとっている、ナルシストな私なのである。
だって、ぶよぶよだぼだぼだったお腹やウエストラインに女性らしいくびれができて、履けなかったジーンズも
履けるようになって、もう少しで20代の頃のプロポーションに手が届きそうなもんだから、鏡の中の自分に
うっとりしても仕方がないと思う(笑)。
そう、トレーニングの効果を、体重や体脂肪の数値だけではなく、視覚、つまり自分の目で確認するのは
非常に重要なことなのである。目で効果を確認できると、俄然モチベーションがあがるのだ。
ダイエットを始めるなら、全身を写すことのできる鏡は必須。服を来たままでももちろんシルエットはわかるけど、すっぽんぽんになるともっと『アラ』がよくわかる。ぜひ、裸の自分としっかり向き合って、ダイエット継続の
モチベーションをアップさせよう。 |